2026/08/08 10:11

18歳で商学部経営学科に入学し、ごく普通の大学生活を送っていました。

……と言いたいところですが、実際は毎日のように麻雀に明け暮れる日々(笑)。
「雀鬼」と呼ばれた桜井章一さんに憧れるほど、どっぷりハマっていました。

ちなみに近所の大学で桜井章一さんが主宰されていた麻雀道場「牌の音」の実演があると知り、徹マン明けに見に行くことに。

しかもサイン会もあるとのことで、もちろん並びました(笑)。

そして、いよいよ僕の順番が来たところで、桜井さんが「ちょっと休憩する」となり、数分間、対面(といめん)。

もう、ヤバい緊張状態で、何を話したかハッキリ覚えてません。

ただ、「兄ちゃん、いい面構えしてるな」と言われたこと。

そいて、握手をしてサインをもらったこと。

この2つだけは、今でも覚えてます(笑)。

*徹マン(徹夜麻雀)*対面(麻雀で自分から見て正面にいること)


やがて就職活動の時期になっても、特にやりたい仕事は見つからず、「何となく公務員でもいいかな」と考えていました。

そんなある日、何気なく観ていた『世界ウルルン滞在記』で、

阿部寛さんがイタリアの靴工房で靴作りを学ぶ回が放送されていました。

その姿を見た瞬間、「カッコいい。これだ!」と衝撃を受けたのを今でも覚えています。

そこで就職活動はやめ、靴職人を目指して専門学校へ進学することを決意しました。

親に相談すると、特に反対されることはなく、「できる限り学費は自分で稼ぎなさい」と言われました。

それからは大学の勉強は最低限にして、アルバイトに多くの時間を費やす毎日でした。

専門学校を探す中で見つけたのが、文化服装学院のファッション工芸専門課程です。

ここから、僕の革職人への道が本格的に始まりました。

続きます。